レシピのご紹介

腎臓病食(低タンパク食)レシピのご紹介

慢性腎臓病に対しタンパク質を制限する「低タンパク食」食事療法は、さまざまな効果が認められています。第一は、傷んでしまった腎機能の障害の進行を少しでも遅くして透析導入を遅らせる効果です。第二に、腎が障害されて危険な毒素が血中に溜まるのを抑え、血液が酸性になったり、電解質が異常になったりするのを抑える効果です。第三に、その結果厄介な症状や危険な合併症が出ないようにする効果です。

低タンパク食食事療法の基本は、「タンパク質の制限」「必要十分なエネルギー摂取」「食塩制限」の三つです。成功の鍵は、でんぷん製品や低タンパク特殊食品を上手に活用することです。ここでは、特殊食品の調理法や減塩のポイントなどを押えつつ、旬の食材を使用した楽しい食事を紹介しています。ぜひ参考になさってください。